モリアオガエル
アオガエル科アオガエル属
Rhacophorus arboreus(Okada et Kawano,1924)
分布
日本固有種。本州(茨城県を除く)、佐渡島に分布する。神奈川県、千葉県は人為的に移入された疑いがある。伊豆大島は外来種として移入分布。大揚沼、平伏沼のモリアオガエルおよび繁殖地(国の天然記念物)
繁殖
繁殖期は4~7月で、池や水田近くの木の枝や地上に産卵する。時折コンクリートの壁面に覆いかぶさるようにかかっている植物に産卵している。産卵期の直下には水がある場所が多く、天敵のイモリが幼生を餌をするため集まっていることがある。
6月東京都八王子市
特徴
成体
体長は雄で42-60mm、雌で59-82mmで雌の方が大きい。雄は咽頭下に単一の外鳴嚢をもつ。地域により体の斑紋が異なる。